SNS上で集客するなら、ハッシュタグの使用は必須。
ただ、付け方がわからない人や、どれくらいの効果なのか疑っている人も多いのでは?

ハッシュタグを使用すると、特定の話題や人物、コミュニティに関する情報をSNSで簡単に展開できます。
もちろん、情報を探す側も簡単になるので、双方にメリットがあります。

SNSの普及で、情報が大量にあるこの時代。
しかし、ハッシュタグの使用で、ユーザーに情報を見付けてもらいやすくなり、集客力アップに繋がります。

今回は、ハッシュタグの使用と集客力に関して解説。
各SNSでの使用例なども紹介します。

SNSでのハッシュタグの使い方次第では、集客力のマイナスになりかねないので、注意点も理解しておきましょう。

ハッシュタグとは?

そもそも、ハッシュタグとは、伝えたいメッセージを強調するため、そのメッセージの先頭に「#」記号を付けるものです。
このハッシュタグは、多くのSNSで使用され、集客力に大きく影響します。

使い方は様々で、商品・人・グループの固有名詞をハッシュタグにすることが多いです。
他にも、自分の気持ちを代弁するような言葉を書くなど、使い方は人や世代によって異なります。

しかも、ハッシュタグは、調べたい情報を得る時にも有効。
SNS上で商品レビューを見る時に検索すれば、多くのレビューを参考にできるでしょう。

SNSでのハッシュタグの重要性を理解する

ハッシュタグは、使い方1つで大きな集客力を発揮します。
なので、SNSを運用するうえで、非常に大きな重要性を持っています。

ハッシュタグを使用すれば、興味のあるユーザーへ適切なコンテンツをSNSに配信可能。
その集客から、エンゲージメントやフォロワーを増やせることでしょう。

また、ハッシュタグを使用することで、相関性によってコンテンツ評価にも影響。
評価があればSNSでの露出が増え、より多くの集客力アップにも繋がります。

SNSでハッシュタグを付ける際のコツ

SNSでの集客を見込むための、ハッシュタグの付け方のコツを6つ紹介します。

投稿内容と合わせる

SNSでの集客力を上げるためには、ハッシュタグと投稿の内容を合わせることが最も重要です。

ハッシュタグは、その話題に興味があるユーザーのみが使用する検索方法。
SNSへの投稿内容とミスマッチを起こせば、当然見られずに集客に繋がりません。

SNSでどんな投稿を誰に伝えてどのような集客をしたいのか。
まずは、それを確定させる必要があります。

簡潔かつ適切にする

ハッシュタグは、基本的に一目一言で理解できる内容を設定します。

なぜなら、SNSへの投稿内容をわかりやすく端的にしたものがハッシュタグだから。
長すぎるとスルーされ、集客力が下がるかもしれません。

また、SNSでハッシュタグを使用する数も適切にしましょう。
3~5個の適切な使用量にすることで、コンテンツとしてもユーザビリティとしても良質になります。

集客力のある商品名や人物名を入れる

SNSインフルエンサーなどが投稿に映っている場合、必ずその名前をハッシュタグとして使ってください。
これは、非常に大きな集客力アップのチャンスです。

インフルエンサーは、SNS上で多くのファンを持ち、拡散力があります。
拡散される場合もインフルエンサーのファンが興味が持つこともあり、多くの集客を見込めます。

例えば、インフルエンサー本人がいなくても、その人のイラストをハッシュタグを付けてSNSに投稿。
ファンを集客でき、SNSで「上手い!」などの良い評価を受けられるかもしれません。

既に人気のハッシュタグを使う

どのSNSでも、ハッシュタグがどれだけ使用されているかと確認できます。
この中から、集客力の高いハッシュタグを選定しましょう。

集客力の高いハッシュタグとは、投稿数が多いハッシュタグのこと。
一時期トレンドの場合もあれば、SNSで持続的に人気な「旅行」などが挙がります。

投稿数が多いハッシュタグは、当然ながらSNSで大きな集客力を持っています。
関連するものはできる限り重要視し、使っておくのがベストです。

独自性と一貫性を持たせる

SNSで注目を浴びるハッシュタグの使用は簡単。
その一方、新たにハッシュタグを作り、そこから集客を考える方法もあります。

オリジナルのハッシュタグは、使用するユーザーが非常に興味のある層。
SNSでの集客だけでなく、商品の購買など、その後のアクションにも結び付けられます。

ただし、このハッシュタグには、一貫性を持たせることが大切。
不適切な付け方で炎上などしては、SNSでの集客どころの話ではなくなってしまいます。

集客ダウン回避!ハッシュタグの注意点

ハッシュタグは、付け方のコツだけを知ってるだけでは危険です。
集客力が下がる注意点を知っておいてください。

表記・空白・使用不可文字

SNSでハッシュタグを付ける際、しっかりと「ハッシュタグとして使う」ようにしてください。
それには、表記や使用文字に注意が必要です。

ハッシュタグとして見なされるのは、「#」記号のみ。
ナンバー・ナンバーサイン・ハッシュなどの読み方です。
「♯」記号ではないのではありません。

また、空白があっても判定されないので、その際は「_」などで代用。
SNSによっては、使用不可文字があるので、注意しなくてはいけません。

大量には使用しない

ハッシュタグは、簡潔にまとめたうえで、3~5個以内が適切。
当然ながら、その逆にたくさん使用してはいけません。 ハッシュタグを大量に使用すると、集客目的の悪質な投稿と判断されるケースがあります。
SNSによって、その判断基準は異なりますが、ペナルティを受けて集客力が落ちるかもしれません。 加えて、大量のハッシュタグにより、投稿そのものが見づらくなるというデメリットもあります。
特に、TikTokなどのワンディスプレイで表示されるSNSで要注意です。

関連性の合致

SNSに投稿する内容と関連性のないハッシュタグは、基本的に使用すべきではありません。

関連性のないハッシュタグも、先ほど同様集客目的と判断されやすいです。
SNSによっては、警告通知が来て、投稿削除などで対応しなくてはいけません。

たかがハッシュタグの使用と思うかもしれませんが、それは非常に危険。
場合によっては、SNSの投稿が炎上し、謝罪対応に追い込まれることも想定されます。

SNSの集客という面だけで言えば、一時的な集客力はありますが、あまりにもハイリスクすぎるということは覚えておきましょう。

埋もれないための工夫

人気のハッシュタグを使用すれば、その分集客しやすいのは当然。
しかし、それだけを付けてSNSに投稿すれば良いというものではありません。

というのも、SNSで人気なハッシュタグほど集客力がありますが、競合相手も多くいます。
簡単に言えば、発掘されれば大当たり、されなければ大外れです。

その集客力に一辺倒にならないため、SNSへの投稿にクリティカルなハッシュタグの選定が必要なのです。
また、トレンドハッシュタグを含むことで、集客力をさらにアップできます。

集客できるハッシュタグの付け方(SNS別)

SNSによって、ハッシュタグの最適な使い方が異なります。
集客に大きく影響するので、各SNSごとに紹介します。

X(Twitter)

X(Twitter)は、テキストでのリアルタイム発信を中心としたSNS。
なので、イベントやニュース関連のハッシュタグを使用し、集客しましょう。

例えば、スポーツ日本代表のハッシュタグ。
SNSでの一時的な盛り上がりとはいえ、集客力が非常に強いです。
結果によっては、集客力をある程度の期間維持できます。

また、ディスカッションや大喜利のハッシュタグも人気です。
ただし、集客力こそあるものの、フォロワー獲得などの成果には繋がりにくいかもしれません。

Facebook

他のSNSと違い、実名や社名などでの登録必須のFacebook。
投稿の文字数制限などから、他のSNSとは変わった集客が見込めます。

というのも、Facebookは、投稿に対しての文字数制限が非常に甘め。
多くの文字が打てることは、すなわちハッシュタグも多く付けられることになります。
もちろん、関連性の無さや異常な数の使用は厳禁です。

実名登録、いわゆるリアルアカウントとして、ユーザーはこのSNSアカウントを運用します。
そのため、日常の面白投稿や企業のキャンペーン投稿など、ハッシュタグを使用した集客がしやすいです。

Instagram

Instagramは、投稿者の写真や画像にフォーカスしたSNSなので、集客に向くハッシュタグはそれをアピールすることです。

例えば、旅行に関する投稿では、ハッシュタグに地名・観光地名・特産品名を使用。
大きな集客に貢献してくれます。

他のSNSと異なるのは、視覚的に楽しめる投稿なので、より多くの集客を見込めること。
英語や他言語でハッシュタグを展開をすれば、さらなる集客にも期待できます。

TikTok

数十秒のダンス動画で、若者に絶大な人気を誇るSNSといえばTikTok。
集客するのなら、やはりそのダンスにまつわるハッシュタグが必要です。

1つのダンス動画がバズると、同時に付いているハッシュタグもバズります。
そのため、このハッシュタグを使用し、ダンス動画を投稿すると、集客できるのは当然です。

若者中心のSNSということもあり、1度バズると、そのハッシュタグの集客力は驚異的。
他のSNSとは比になりません。

また、インフルエンサーとコラボし、ハッシュタグをバズらせる方法もあります。
ダンスがメインになることで、企業案件の気配を消し、集客からの売上にも繋がりやすいです。

ハッシュタグ使用後の集客データの分析

SNSのハッシュタグを使用する際、正解という正解は存在しません。
そのため、実際に実行してみて、集客結果を分析するのが重要です。

使用したハッシュタグで検索したら、表示順位が高いのか。
狙ったユーザーから思い通りの集客ができているのか。
オリジナルハッシュタグはSNSで拡散されているのか。

上記のように、確認すべきことはたくさんあります。
この集客結果を鑑みて、ハッシュタグの使い方を最適化しなくてはいけません。

各ハッシュタグの集客力は、SNS・時期・イベントなどで常に変化します。
なので、データ分析を常時行い、その変化を見抜くことが大切なのです。

SNSでハッシュタグを使った集客失敗事例

ハッシュタグでの集客を見込む際、小さな失敗は大したことがありません。
しかし、大きな失敗や嘘では、SNS上での大炎上に繋がります。

SNSでは、「#拡散希望」というハッシュタグが存在。
これは、主に行方不明者の捜索や注意喚起などで使用し、集客力が非常に強いです。

あるインフルエンサーは、このハッシュタグを使用し、病名と余命を伝えてSNSで寄付を募集。
その悲しみを買い、多くの方は寄付をしました。

しかし、これは全くの虚偽であると発覚し、SNS上では大炎上。
謝罪し、騒動は沈静化していきましたが、返金対応を求める声も多かったです。

このようなハッシュタグの使用は、非常に危険な集客方法なので、行うべきではありません。

SNSでハッシュタグを使った集客成功事例

SNSでの集客に失敗しないよう、ハッシュタグ使用の成功例も見てみましょう。

フォロワー増加に伸び悩んでいるインフルエンサーがいました。
ある日、歌った曲の動画にアーティスト名をハッシュタグとして使用。
すると、アーティスト本人から好評され、拡散してもらえたのです。

その集客をキッカケに、多くのフォロワー獲得に成功。
一躍有名なSNSインフルエンサーになることができました。

似たような集客成功事例としては、曲名やダンス名でも存在します。
もちろん、他にもハッシュタグの使い方はあるので、様々なバズった投稿も見てみてください。

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SNSハッシュタグの活用は、現代のホテルマーケティング戦略において欠かせない要素です。

適切なハッシュタグを選び、ターゲット層にリーチする。
そうすることで、ホテルのブランドの認知度を高め、効果的なプロモーションの実現に繋げられることでしょう。

この記事では、ハッシュタグ選定のポイントや成功事例を詳しく解説しました。
SNSマーケティングの成功を左右するこの要素をしっかりと理解し、実践することが競争力を高めるための第一歩なので、ぜひお試しください。

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