グランピング稼働率の平均は50% 自社施設の事例を紹介
2023.11.08
グランピング事業における全国平均の稼働率は50%前後が平均となります。
皆様の中にも、稼働率を上げるために日々試行錯誤しながら施設を運営されている方は多いと思います。しかし閑散期などの影響もあり、思うように稼働率が上がらないのではないでしょうか。
今回はグランピング事業を行う上での稼働率の上げ方について皆様にご紹介させていただきますので、ぜひご参考くださいませ。
適切な運営が出来ているグランピング施設の稼働率
全国平均は50%であるものの、適切に集客が行えているグランピング施設の稼働率は50%を超えることは珍しくなく、弊社の調査範囲での平均は66%となります。
具体例を挙げるとDot Glamping アシズリテルメという施設は高知県の土佐清水市に位置し、高知空港から車で2時間30分の立地のため、通常であれば50%を下回る予測となります。
しかし広告、広報など認知拡大・ブランド力向上に力を入れた結果、年間平均66.26%という稼働率の実績があります。適切な集客をすることで稼働率の平均値が大幅に上げられることがわかっていただけるかと思います。
稼働率を上げるための施策例
稼働率を上げるために行うべき施策は数多くあります。
まずはご自身が行っている施策が本当に正しいかどうか一度振り返ってみましょう。例えば、『今行っている広告運用が狙っているペルソナにリーチできているか?』『インスタグラムの運用を狙いを持って投稿が出来ているか?』など例を挙げれば数えきれないほど考えるべきポイントがあります。ただ、一番簡単にできる内容として下記の内容をまず率先して行うことにより稼働率を上げるための応急処置は可能になります。専門要素も多いので詳しくは広告運用の専門の方を頼るのをオススメしております。
・料金調整で料金ぎりぎりまで下げて稼働を埋める
・特典や割引プランなどを作成
・DORを上げる施策(大人数割りや特典つけるなど)
覚えておくといい専門用語
OCC (Occupancy Ratio) ホテルや旅館などの宿泊施設における客室や宴会場の稼働率のこと。
ADR (Average daily rate)客室1室あたりの販売単価のこと。
RevPER(Revenue Per Available Room)とは、営業日の1棟あたりの平均単価のことで、RevPARは販売されなかった営業日の棟数も含めた平均単価となります。
RevPERについての補足
事業計画を考える上ではADR、OCCから導き出せるRevPERが最重要の収益性の指標になります。
グランピング事業を行う上で稼働率が高いだけでなく、客室単価もしっかり取れる施設作りをしRevPERの数字を上げることが特に大事だと抑えておきましょう。
例)この中で一番生産性の高い施設は②の施設になる。
① 平均の客室単価6000円で稼働率70%の施設 RevPER 4200円
② 平均の客室単価10000円で稼働率50%の施設 RevPER 5000円
③ 平均の客室単価12000円で稼働率35%の施設 RevPER 4200円
まとめ
グランピング施設の稼働率は、全国平均が50%という結果でした。
しかし、適切な集客やマーケティングを実施することにより、高稼働率を年間単位で維持することも夢ではありません!
成功のポイントは、自社のターゲットやコンセプトを適切に発信しつつ、開業エリアでの「集客力・価格・宿泊棟のクオリティ」を向上させていくこと。
そうすることで、高稼働率・高利益体質の実現していくことが可能です。
稼働率を上げるための取り組みが難しいと感じるならば、当社の集客支援サービスを活用してみませんか?
「Dot Homes」では、自社の事例を含む稼働率を上げるためのノウハウを持っています。
無料診断を実施中ですので、集客方法が分からないなどの相談事があれば、ぜひお気軽にご相談ください。